【2】子育てでプロセスを大切にするための3つの方法
おはようございます。
「子育てを楽しくする7日間の旅(メール講座)」の2日目をお送りします。
さて、子育てというのは長丁場です。
繰り返されていく日常の中に、様々なチャレンジが待ち受けています。
一瞬では終わらない子育てという旅路。
今日は「子育てにおけるプロセスを大切にするための3つの方法」をお伝えします。
① 失敗を受け入れて前に一歩踏み出す
まず一つ目がこれです。
子育ては簡単ではありません。
思い通りになることよりも、思い通りにならないことのほうが何倍も多いと言えるでしょう。
そんな子育てにおいて大切なことは、
子育てにおいて、最高の失敗があるとすれば、それは「自分を敵にする」ということです。
「自分が悪いから」
「自分のせいで、、、」
そういったループに飛び込むと、人はさらに行動の範囲領域を狭めて、バッドサイクルに陥っていきます。
子育ては思い通りになることよりも、思い通りにならないことのほうが多いのです。
それが普通です。
だからこそ大切なことは、その上でどのようにすることが効果的で、より良い関わりなのかということを考え、それを実践し続けることです。
② 今ある幸せの種を見つける
同じ現実があったとしても、人というのは見方によって感じ方が変わります。
だからこそ、
ある時、とある心理学者が研究の中で被験者を2つのグループに分け、片方のグループには、「ちょっとしたことでもいいので、毎日感謝できることを5つ書いてもらう」という実験をしました。
すると、毎日1〜2分、感謝する時間をとったことが思いもかけない効果をもたらしました。
感謝できることを考えたグループは、そうしなかったグループに比べて
- 人生をもっと肯定的に評価できるようになった
- 幸福感が高くなった
- ボジティブな気分を味わえるようになった
- エネルギッシュで楽観的になった
- 人に対して優しくなった
- 手伝いを積極的に申し出るようになった
- よく眠れるようになった
- よく運動するようになった
- 身体的な不調が減った
というのです。
まさに劇的な変化ですよね。
高すぎる期待というのは、幸せを遠ざけます。
というのも、今を不幸だと見積もったり、こんなことは当然だと思ったりする原因となるからです。
それに対して「感謝する」ということは、期待感を抑制する最も効果的な処方箋となります。
③ 自分の欲求充足に責任をもつ
人というのは、自分が満たされていない状態で、誰かを助け続けるということはできません。
なので、子育てをする上で、「自分を満たすことに責任を持つ」ということは非常に重要なポイントになります。
満たされていなければ、イライラしたり、無気力になったりしてしまうでしょう。
自分の体力や気力や愛情のタンクを満たすことなしに、子育てを楽しむことも、幸せな家族を築くこともできないのです。
もし、成り行きに任せて生きるとするならば、多くの場合、子育ての中でタンクの中身は減っていきます。
大切なことは、意識的に自分を満たす方法を考え、それを選択していくことです。
余裕を持った状態であれば、子どもが多少泣きわめいたり、思い通りにならなかったとしても、どっしりと構えることができます。
まとめ
ということで、「子育てでプロセスを大切にするための3つの方法」をお伝えしました。
- 失敗を受け入れて一方踏み出す
- 今ある幸せの種を見つける
- 自分の欲求充足に責任を持つ
自分を敵にすると、全部悪いようにまわり出しちゃうので注意しておいてください。
自分をちゃんと満たしている親のもとで、自分のことを自分で満たすことができる子どもは育っていくんですよね。
■□■□実践Work□■□■
① 1日の中で感謝だったと思える事柄を5つメモしてみよう。
携帯でもノートでもなんでも構いません。
でも、思い浮かべるだけではなく、なにかに書き残してください。
今日からまずは1週間、できれば毎日続けてみてください。
たまに、見返してみるのもいいですよ。
②自分を満たすためにできることを考えて、実践しよう。
あなたはなにをしている時に、満足感を覚えたり、リラックスできたりしますか?
まずは自分が何をすると満たされるのかを知ることが大切です。
その後、すぐ手に取れるものから日々の生活の中の計画に組み込んでみましょう。
一気にたくさんのことをする必要はありません。
まずは、意識的に自分を満たすことをひとつ選んでみるというのが大事です。
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それでは、また明日!