見えなければ読めない!速読で目の筋肉を鍛える意味。
こんにちは。
速読インストラクターのすずきだいきです。
ここでは、速読習得の際に必要な眼筋力トレーニングを紹介します。
1、眼筋力トレーニングとは?
速読を身につける際、目の筋肉を鍛えるトレーニングをします。
それが眼筋力トレーニングです。
目を速く動かせるように右を見たり左を見たり、上を見たり下を見たり。
眼筋力が鍛えられると、文字を追うスピードが速くなります。
人間というのはすごいものでトレーニングを続けていくと、普通の状態の2〜3倍の速さで目を動かせるまでに成長します。
まあ、普段から眼筋を鍛えている人って普通いないですよね。
ぼくは速読やってる人以外で、目の筋肉鍛えてますって人には会ったことがありません。
普段あまり鍛えない部分なので、伸び幅も大きいんでしょう。
ぼくが眼筋力トレーニングで上下左右に目を動かしているのを誰かが見ると、視線を外すか凝視するかのどっちかです。
というのも、普通じゃないスピードで眼球が動いているのが気持ち悪いんですって。
人間って鍛えれば結構できるようになるんですよね。
でも、なぜ目の筋肉を鍛える必要があるんでしょうか?
2、見えなければ読めない
というのも、本を読むにはまず文字が見える必要があるからです。
人間、見えないものは読めません。
なので、初心者がまずすべきは眼筋力トレーニングです。
まずは眼を速く動かして、文章を見るスピードを上げることが必要です。
目が速く動くようになったら、今度は視野を広げる訓練をしていきます。
視野って変わるものなの?と思っているあなた。
変わります。
人間、訓練すれば結構なんでもできるようにできてるもんなので大丈夫です。
まずは文字をすばやくたくさん捉えられるように訓練していきましょう。
実際には、脳の処理速度が上がるにつれて、大きく文章をかたまりでとらえることができるようになるので、視線の動きは減っていきます。
なので、上級者になるほどいらなくなるのですが、最初の段階ではまずは眼筋力です。
それに、眼筋力を鍛えるって色々いいことがあるんです。
3、眼筋力トレーニングの効果
本を手にとるハードルが下がる
眼筋力トレーニングをすると、目が疲れます。
まあ、目の筋トレをしてるみたいなもんですから当然です。
あるところでは、目を疲れさせる眼筋トレーニングをなんて必要はないっていう速読本もありますが、幻想です。
だって、眼筋トレーニングしている時は疲れるけど、眼筋力がついたら、かえって目は疲れにくくなりますもん。
本をじっくり読むスタミナをつけるためにも、眼筋力は必須です。
トレーニングを続けていくと、かえって目は疲れにくくなります。
ぼくの場合、本を読む時の「よし、読むぞ!!」ってなんか肩に力が入る感じがなくなりました。
リラックスをして本が読めるので、力をいれて読むぞモードになる必要がないのです。
考えてみると、本を手に取るって完全に読書が習慣になってない人にとっては、それだけで結構ハードル高いんですよね。
それは、読書に対して大変だっていうイメージがついているからです。
「本読もっかな。」
「でも、すぐ疲れて眠くなっちゃうしなあ。」
「読んだほうがいいよなあ。」
頭の中で葛藤している時間がもったいないと思いますが、読書が習慣になっていない人の特徴です。
速読ができるようになると、本を手にとる回数も増えますよ。
それだけでもだいぶ違いが出てくるもんです。
集中力がつく
本を読んでると疲れてしまって、すぐに本を置いちゃうとかいう人いませんか?
ぼくは、目を鍛えた分、目が疲れにくくなって、長い間本を読んでいられるようになりました。
この間、「勉強をするためにはまず机に座っていられる姿勢を作るのが大事だ。」
と、東進ハイスクールのは林修先生が言っていました。
「2時間勉強できるかどうかは、2時間勉強できる姿勢を持っているかどうかにかかっている。
集中力がないというのは簡単だが、その姿勢を教えてきたのか?」
ぼくはこれを聞いて「なるほどなあ」と思いました。
集中しろ!って精神論を振りかざすんじゃなくって、集中できるような方法を教えるっていうことをしてこそ、教育者。
あ、そういえば眼筋力トレーニングも、そんな効果ありましたね。
集中できない!って悩んでいる方は、まず目の筋肉を鍛えちゃってみてください。
それだけで結構、集中力上がりますよ。
まとめ
速読では目を鍛えます。
他ではやってなくても、うちではやります。
- 文字をたくさん捉えられるようになる
- 目が疲れにくくなる
- 視野が広がる
- 本を手にとるハードルが下がる
- 集中力が上がる
これを読んでもやりたくならない人はやらなくていいです。
でも、ぼくにはやらない理由が見当たらないんですよね。