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原理から導き出した!速読術の3つのトレーニング方法

 
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ウェルビーイング・ライフコーチとして、身体的・心理的・社会的に充実した生活を送るための心理教育とコーチングを行なっています。

●ウェルビーイング心理教育ナビゲーター
●TCS認定コーチ

こんにちは。
速読インストラクターのすずきだいきです。

ここでは速読習得に必要な三つのトレーニング方法をお伝えします。

 

1、眼筋力を鍛える

まず最初にするのが、眼筋力のトレーニングです。

なぜ、目を鍛える必要があるのでしょうか?

 

基本的なこととして、本を読むためには、まず文字が見えなければ読めません

なので、文字を素早く追うことができるように、目の筋肉を鍛えていきます。

最初は疲れますが、それでも続けていくと目に筋肉がついていきます。

そうすると、かえって目は疲れにくくなり本を読む持久力もつくようになります。

 

ちなみにトレーニングを続けていくと、視野も広がって動体視力もよくなります。

なので、スポーツとかにも速読は効果があるっていいますよね。

そもそも速読の訓練は、脳から身体への指令時間を限りなく短縮化することを目的としているので、本を読むだけじゃなくって様々な場面に効果を発揮します。

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2、脳の処理速度を上げる

次の段階として必要になるのが、脳の処理能力を上げるということです。

目を速く動かして、文字を見れるようになったとしても、それで文章が読めるようになるわけではありません。

そりゃそうですよね。

見えるものが全部読めるわけではありません。

 

じゃ、どうするればいいんでしょうか?

必要なのは、見たものをすぐに理解できるように脳の処理速度を速くすることです。

 

本を読むというのは、自分の頭の中の知識を使って、文章を理解していく作業です。

本を読む時には、自分の知識を頭から引っ張り出して、文章と照らし合わせるという作業が瞬時に行われています。

しかし、瞬時にといっても、そのスピードには個人差があります。

 

大人であれば九九の計算は誰でもできるでしょう。

しかし、同じ1ページの九九の計算問題を1分で解くことができる人と3分かかる人では違いがあります。

 

読書でも同じです。

頭の中から自分の知識を引っ張り出して本を読むわけですが、その際に、理解に1秒かかる人と0.1秒でできる人とでは、本を読む時に圧倒的な差になります。

 

速読習得のプログラムでは、この頭の中にある知識を引っ張り出して物事を理解したり計算したりする反応の速度を訓練して高めていきます。

この訓練をするかしないかで、速読ができるかできないかが分かれていきます。

 

脳の処理速度をあげるトレーニングを1つ、ものすごく簡単に説明してみます。

 

本を自分では読めない速さでめくってみましょう。

そうすると、脳が鍛えられていきます。

 

なぜでしょうか?

 

普通、本って文章を読み終わってからページをめくりますよね?

すごく普通のことを言っていますが、実はこれって脳に対しては

「ゆっくりゆっくり読めばいいからね!」

ってメッセージを送っているのと同じです。

 

なので、自分では読めないスピードで本をめくるトレーニングをします。

最初は意味わからないのですが、脳に対しては、

「このスピードに慣れるようにちょっと頑張ってくれ!」

ってメッセージが送られます。

 

そうすると、脳は一生懸命それに間に合うようにアクセルを踏んで、速く動き始めます。

こんなことを色んな角度から繰り返していくと、脳は鍛えられていきます。

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3、音読を視読に変える

三つ目のプロセスは音読を視読に変えるというものです。

 

普通の人は本を読む時、黙って読んでいても、頭の中では音読と同じように文章をリフレインして読んでいます。

「文章を見る」 → 「頭の中でリフレインする」 → 「理解する」

というプロセスを通っているわけです。

 

しかし、速読をする人は

「文章を見る」 → 「理解する」

というように、「頭の中でリフレインする」というプロセスを省略して本を読むことができます。

ちなみに速読の世界では、頭の中でリフレインしないで文章を読み理解する読み方を視読と読んでいます。

 

黙読をしていても、頭の中でリフレインしている時には、声には出していなくても声帯は動いているなんていう研究データもあるそうです。

でも、それだと速くは読めません。

 

「ちゃんとしっかり丁寧に読みなさい!」

なんていうことが、大切にされる日本の教育は、読書速度にブレーキをかけているようなものです。

当然、視読は身につきません。

 

なので、頭の中でリフレインするというブレーキを外すトレーニングが必要です。

ただ、このブレーキは脳の処理速度を速くしないと、なかなか効果が薄いので覚えておいてください。

 

視読ができる人は、二行を一気に理解したり、段落を一気に読み取れるようになっていきます。

音読から視読に読み方を変えるためには、この大きな塊で文章を捉えるトレーニングを重ねていく必要があります。

ただ、自分の読み取れる塊を少しずつ大きくしていこうとすると、どうしてもブレーキの方が強く働いてしまいます。

 

なので、自分では絶対読めないスピードからだんだんとスピードを落としながら、読み方を変えるように本をめくっていきます。

速読習得の大きなポイントは、脳をいかに騙せるかというところです。

そうすると徐々にブレーキが外れて視読へと近づいていくのです。

 

音読から視読に読み方が変わると、読書速度が一気に上がります。

本をただ速く読める人たちはたくさんいますが、速読ができるというレベルはこの視読ができるかできないかというところです。

 

今までの読み方というのは結構染みついているものですが、そのブレーキを外して、視読を身につけていただければと思います。

 

まとめ

速読習得に必要なトレーニングはこの3つです。

この3つだけで速読はできるようになります。

本当です。笑

 

なので、難しく考えないで是非、速読にチャレンジしてみてくださいね。

やって無駄になることが絶対ないスキルです。

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