家族写真は外で撮れ!!代々木公園での家族写真が一生の思い出になった話。

ぼくの実家のリビングには家族写真がそこかしこに飾られてます。
25年くらい前のもの、15年前のもの、最近のもの。
写真を見るとその時のなんとも言えない記憶を思い出したり、全然思い出せなくても「こんな時期もあったんだ!」と懐かしくなったりします。
記憶に刻まれた思い出もいいけど、かたちになっている思い出という意味合いでは、写真って本当に素敵なもんだなあと思います。
目次
写真、撮ってますか?残してますか?
ぼくが小さい時は、毎年元旦の日に家族集まって写真を撮るのが恒例行事でした。
恥ずかしいなと思う写真もありますが、いい思い出です。
そう思えるのも、写真が残っているからこそ。
結婚して2人子供が生まれましたが、ちゃんとした家族写真を撮っていなかったので、今回は写真家の友達にお願いをして、代々木公園で写真撮影会をしてもらいました。
というのも、「なにしたいこととか欲しいものある?」という妻にした質問の返事が、この家族写真を撮りたいというリクエスト。
ならば、と機会を設けることにしました。
代々木公園で家族写真
写真館もいいけど…
家族写真といえば写真館というイメージもありますが、ぼくたちは写真家さんに外で撮ってもらうことにしました。
家族の日常の一場面を切り取ってもらいたかったから。
といっても、非日常感も存分にあったんですけどね。
なんで代々木公園?
今回は東京のど真ん中、渋谷の代々木公園で写真を撮ってもらいました。
前日は結構雨が降っていたのですが、当日はちょうど曇り模様の平日だったので、人もそんなに多くなく、いい具合の家族写真日和。
そもそも写真を撮られるっていうことをよくわかっていなかったぼくたちは、撮影場所も「どうすればいいかなあ?」と決め切れませんでした。
そんなこんなを話したら、写真家の彼が提案してくれたのがこの代々木公園。
公園なら家の近くのやつでもいいじゃないかとかとも思いましたが、いざ来てみると彼が正しかったことがわかりました。
やっぱり大きな公園って絵になるものが揃ってますね。
池があったり、橋があったり、ベンチに座っても余計な物は映りません。
外で撮ることを計画しているんだったら、ちょっと絵になるものがたくさんある場所をしっかり選ぶことをお勧めします。
ロケーションって大事です。
最後移動して、普通に道行き交う人たちがたくさんいる街中でも写真を撮りました。
ちょっと恥ずかしかったりもしましたが、まあ、今となってはぜんぶいい思い出です。
ちょっとだけ洋服を合わせて
服装もちょっとだけ気を使いました。
夫婦でお揃いの靴を履き、上は白、下はジーンズで合わせました。
一番下の半年の娘は白と紺のワンピース。
なにもひねりがない格好っていっちゃそうなんですけど、家族でこういう機会ってそうないので、こういう格好だけでワクワクしちゃいました!
こういう日は、いつもよりもいい家族を演じたくなる気分になります(笑)
写真家の腕前
さて、プロの写真家に撮影してもらうってことで、ぼくたち家族(というかぼくと妻)は緊張していました。
でも、いざ写真を撮る時には、
「ちょっとそこらへんを仲良く自然な感じで」
「こっちだよー」(娘たちの視線を呼ぶ)
「お互いを見る感じで」
と、いい感じでリードしてもらえたので、すごくリラックスして撮ってもらうことができました。
「じゃあ、笑顔で!!」なんて言われると不自然な感じにもなりそうですが、とにかく嬉しい日だったので無理せず、自然に笑顔になれました。
やっぱ写真家はすごい。
子どもはイレギュラーなことも多いです。
特にうちの子達はまだ、言葉も通じません。
でも、そういうところも受け入れてうまくやってもらえたのがすごく良かったです。
最高の思い出になる
形に残すって大事
ぼくは普段なんでもかんでも写真に写すっていうことはしていません。
その時の関わりを積み重ねて思い出にしたいって思っているから。
でも、やっぱり特別なかたちとして残すっていうのも素敵なことですよね。
写真を撮ったその時には当たり前の一瞬でも、ふと気づくとあっという間に成長していく子どもたちの「その時」をかたちに残せるっていうのは、本当に嬉しいことです。
もしかしたら、もっとずっと後になってこの写真を見て、泣いちゃったりする時もあるかもしれないなって思ったり。
写真を撮られながら成長を思い起こす
写真を撮っていた間は、なんだかとても幸せな時間でした。
なんか全然記念日とかではないんだけど、この日の思い出がかたちに残るんだなと思うと、自分にとって特別な日。
「よくここまで育ってきたな。」
「大変なこともたくさんあったけど、よくやったな。」
と、なんだかお父さんの胸はあったかい気持ちになりました。
泣いた顔も思い出
途中、上の娘はちょっと疲れたのか、グズグズしだしました。
抱っこされても、そこから逃げ出そうと泣きながら抵抗します。
でも、そんな瞬間もカメラにおさまりました。
泣いてる顔も思い出です。
眠っている顔も思い出
そのうち疲れて眠っちゃいました。
なんか撮影の途中でもったい無い気もしたんだけど、寝顔もやっぱりかわいいですね。
楽しかった撮影会
時間にして一時間半。
短いって気もしなかったけど、あっと言う間でした。
きっと楽しかったからですね。
フォトグラファー:上原晴也
今回は友達でもあり、新進気鋭のフォトグラファー(写真家と呼ぶよりしっくりくる)の上原晴也くん撮ってもらいました。
モデルの表情や街並みの風景をアーティスティックに切り取る彼が、ファミリーの写真を撮ってくれる機会はそう多くありません。
でも、友達のよしみで特別に引き受けてくれました。
本当に感謝です。
撮った写真は後日、厳選され手を加えられたものが届きました。
どれもいい写真ばっかりで感動しました。
撮った後はフォトブックに
送られてきた写真は妻がコメントを書き加えてフォトブックにしました。
最近はデジタル保存された写真を現像すること少なくなりましたが、やっぱりアナログなかたちになっているっていいですよね。
まとめ
写真って本当にいい思い出になりますよね。
かたちになる思い出、心に刻まれる思い出、その両方を積み重ねていきたいです。
家族ともっともっと素敵な思い出を刻んでいきたい。