人はコントロールできる!?必罰信賞の外的コントロール心理学とはなにか?

こんにちは。

すずきだいきです。

 

だいき
あの人間違っているよ。ちゃんとさせなきゃ。

 

「コントロールできるのは自分だけ、他者をコントロールすることはできない」

この世の中には、そんな「当たり前であるはずなのに、実際の場面ではそう扱われてはいないこと」があります。

 

多くの人が”コントロールできるのは自分だけ”という原則を忘れて、相手をコントロールしようとしたり、相手のコントロールに対してされるがままになったりしてします。

悪い人間関係の原因がここにあります。

この誤った前提が、関係を悪くする関わりを生み出しているのです。

 

選択理論心理学を提唱したウィリアム・グラッサー博士は、精神科医40年の経験を通して、”不幸な人は、仲良くしたい人と仲良くできないという人間関係の問題を抱えている”と語りました。

仲良くしたい人と仲良くできないのは、「自分は人を思い通りにできる(あるいは、あの人の思い通りにしなくてはならない)」と、多くの人が信じている”外的コントロール”という心理学に原因があるのだ、と。

 

ここでは、人間関係を壊し、私たちのコントロールを失わせる外的コントロール心理学の3つの信条について解説していきます。

 

外的コントロール心理学の前提

グラッサーは、“外的コントロール心理学”には「悪いことをしている人は罰せよ。そうすれば彼らは私たちが正しいということをするだろう。そして報酬を与えよ。そうすれば彼らは私たちが望むことをしてくれるだろう」という前提がある、と言っています。

そのような前提を持った人は、人をコントロールしようとして罰を与えたり褒美で釣ったりしながら、その人がしたくないことを強制しようする関わり方を用いていくんですよね。

“外的コントロール心理学”が使われるとき、「個人の自由が損なわれ、人間関係が破壊される」ということをグラッサーは警告しています。

 

 今までの心理学は失敗をした。私たちは相変わらずお互いが仲良くする方法を知らない。実際私たちが身につけた心理学は,私たちの距離を遠ざける傾向にある。……世界に流布しているこの心理学は個人の自由を損なうことにより、人間関係を破壊している。

私はこの心理学を外的コントロール心理学と呼ぶ。このコントロールは……どんなことであれ、私たちがしたいと思わないことを強制する試みである。最終的に私たちはこう考える。私たちの現在の感情や行動は他人に強制されているのだ、と。この考えは私たちが必要とし、かつ求めている個人の自由を奪い去るものである。

世間が使う外的コントロール心理学の簡単な前提は、「悪いことをしている人は罰せよ。そうすれば彼らは私たちが正しいということをするだろう。そして報酬を与えよ。そうすれば彼らは私たちが望むことをしてくれるだろう」。この考えが地上のほとんどの人の考えを支配している。この心理学をこれほどまでに浸透させているのは、権力を持つ人々が完全にこれを支持しているからである。

引用:ウィリアム・グラッサー『グラッサー博士の選択理論 幸せな人間関係を築くために』P.22

 

“外的コントロール”は多くの場合、相手に対して所有権を持っていると考える

  • 夫や妻
  • 子ども
  • 生徒
  • 従業員

に対して使われています。

 

外的コントロール心理学の3つの信条

“外的コントロール心理学”は、以下の3つを信条としてます。

  1. 私は外側からの簡単なシグナルに反応して行動する
  2. 私は人がしたくないことでも、自分の思うようにさせることができる。他の人も、私の行動、思考、感情をコントロールすることができる。
  3. 私の言うとおりにしない人を馬鹿にし、脅し、罰を与える、あるいは、言うことを聞く人に褒美を与えることは正しいことであり、私の道義的責任である。


 

いままで常識と思われてきた人間関係のあり方が、実は大きな間違いであり、良好な関係を保つどころか、かえってさまざまな弊害を生み出しているのが外的コントロール心理学です。しかも、それが失敗しているのにもかかわらず、いまだに世界中に広まっているのです。

引用:青木仁志、柿谷正期『人生を楽しく幸福に生きる法』P.37

 

相手が思い通りに行動しない時に、”外的コントロール”を信条としている人たちは、相手をコントロールしようと試みるようになります。

世の中の常識として当たり前に使われている”外的コントロール”ですが、そのあり方は不幸を生み出し、様々な弊害を生み出しています。

 

第1の信条:私は外側からの簡単なシグナルに反応して行動する

  • 電話が鳴ると受話器をとる
  • 玄関のベルが鳴るとドアを開ける
  • 赤信号で止まる

 

外的コントロール心理学の信条の基盤にあるのは、「人は外側から動機づけられる」という考え方です。

この信条にある人は、外からのシグナルを情報としてではなく、行動をうながすスイッチとして受け取っています。

 

実際には、私たちは電話が鳴ってもそれに出ないこともできるし、赤信号を無視して横断歩道を渡ることもできます。

しかし、第一の信条を握っている人は、外からのシグナルに対して、無視したり、臨機応変に行動したりすることができないので、セルフコントロールを失います。

 

第2の信条:私は人がしたくないことでも、自分の思うようにさせることができる。他の人も、私の行動、思考、感情をコントロールすることができる

「だって。。」「あの人がこう言ったから。。」

と言ってスネてしまったことはあったでしょうか?

スネるとは「自分はその言葉に従わなければならない」と、責任を相手に押し付け、自分の選択を手放している行為だといえます。

 

外的コントロールを信条にする人は、相手を思い通りにしようとしたり、相手の思うままに自分を従わせなければいけないと自分に強いることがあります。

人の期待にはなにがなんでも応えようとする真面目な人は、「こうしなきゃいけないんだ」といって精神的に自分を追い詰めてしまうこともあります。

 

第3の信条:私の言うとおりにしない人を馬鹿にし、脅し、罰を与える、あるいは、言うことを聞く人に褒美を与えることは正しいことであり、私の道義的責任である。

この第3の信条は人間関係にとって、もっとも有害なものと言えるでしょう。

“外的コントロール”を信条とする人は、「自分は正しいことを知っている」という立ち位置から相手と接します。

そのため、人を自分の思い通りコントロールするために、罰したり褒美で釣ったりすることが自分の権利や義務だと信じて疑わないのです。

 

もし、親がこのような態度で子どもに接すると、どのような問題が起きるでしょうか?

子どもは親から遠ざかり、親は子どもに対して影響力を失います。

子どもが従っている場合は、その親の言うことを正しいと受け止めているからではなく、罰が怖かったり、褒美が欲しいからでしかありません。

 

人間関係を壊す致命的な7つの習慣

選択理論では、”外的コントロール心理学”を信条としている人たちが持っている習慣として以下の7つをあげています。

  1. 批判する
  2. 責める
  3. 文句を言う
  4. ガミガミ言う
  5. 脅す
  6. 罰する
  7. ほうびで釣る

 

「自分のほうが正しい」と信じてやまない外的コントロールを信条とする人たちは、「わからせなきゃいけない!」と、”7つの致命的習慣“というアプローチをとってしまうんですよね。

しかし、この致命的習慣を選ぶことによる結果は、結局自分の思い通りにならないというストレスと、悪くなっていく人間関係です。

関連記事:あなたは知っているか?人間関係を壊す7つの致命的習慣がこれだ。

 

外的コントロールは自分自身のコントロールを失わせる

外的コントロールの問題点は、「本来コントロールできないはずのものを、コントロールできると信じて行動しているところ」にあります。

 

変えられない過去や、自分の思い通りにはならない他者に捉われている人は、自分自身のコントロールを失うことになります。

なぜなら、自分以外の誰かを思い通りにする力は、私たちにはないからです。

にもかかわらず、「そうできるはずだ!」「そうしなければならない!」と思って行動を繰り返すと、思い通りにならないそのことが原因となり、私たちはストレスに見舞われます。

 

ハンドルを離して車が進めば、事故が起こります。

「あの人の言う通りにしないといけない」と、自分の選択を放棄して相手の言いなりになってしまうことは、自分の人生のハンドルを離すことと同義です。

“外的コントロール”を信じることは、自分自身の握るべきハンドルを、他者に握らせることを意味します。

その結果、自分自身のコントロールを失ってしまうのです。

 

外的コントロールは関係を悪くし、不幸を生み出す

「わたしはあなたにとって何が正しいかを知っている」というこの外的コントロールの姿勢は、不幸な人間関係の中で使われている。一方または両者が、外的コントロールを使っている。たとえ一方でもこれを継続的に使うと、いつかは人間関係を破壊することになる。

引用:ウィリアム・グラッサー『テイクチャージ 選択理論で人生の舵を取る』p.32

外的コントロールが用いられるとき、関係性は悪くなり、その壊れた関係の中で人間は不幸を感じるようになっていきます。

 

不思議なことに、ある場合には外的コントロールが使われるとき、短期的には功を奏しているように見えることがあります。

物事が思い通りになり、秩序正しくなっているように感じることがあるかもしれません。

目の前では、相手が自分の思い通りに行動したように感じるからです。

しかし、その行動は表面的なもので、内側からは動機づけられていません。

 

外的コントール的な関わりを続けられると、どのようなことが起こるでしょうか?

  • 関係性が悪くなる
  • 反発が起こる
  • 表面と実際のギャップが生じる
  • 自律が失われる
  • 指示待ちになる
  • 成長の基準を自分で持たないので自己成長できない
  • 他律になる

 

外的コントロールで秩序が保たれるのは、その場限りです。

職場で外的コントロールが使われれば、仕事の質が下がります。

家や学校で使われれば、勉強の質も落ちていくことになります。

 

まとめ

だいき
外的コントロールは、人間関係を壊して、自分自身のコントロールを失わせます。

 

“外的コントロール”には問題点が多くあり、人と人との関係を遠ざけ、共同体や仕事の質を下げます。

コントロールできないものをコントロールしようとすると制御不能になりますもんね。

 

グラッサーは、この”外的コントロール心理学”の信条を、「自分をコントロールできるのは自分だけ」という”選択理論”に置きかえることをすすめています。

選択理論は人と人との関係を近づけ、上質を生み出します。

コントロールできるものに集中することによって、人生のハンドルを適切に握りましょう。

 

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