「自ら幸せを選択し、創造していく生き方」をサポートする"ウェルビーイング・ライフコーチ"のブログ

あなたはなにに注目していますか?見方を学んでセルフコントロールに役立てよう。

 
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ウェルビーイング・ライフコーチとして、身体的・心理的・社会的に充実した生活を送るための心理教育とコーチングを行なっています。

●ウェルビーイング心理教育ナビゲーター
●TCS認定コーチ

こんにちは。

すずきだいきです。

 

あー、またキレちゃったよ。まじムカつくわ。でもなんで太郎はおんなじような場面でも落ち着いていられるんだろう、、、

だいき

 

同じ場面に遭遇しても、ある人は怒りに打ち震えて不満をぶちまける一方、ある人は冷静にその出来事を受け止め、状況改善のために有効な一手を選ぶなんていうことがあります。

人によって、反応の仕方、行動の選択が違うわけです。

 

これ、どうしてなんでしょうか?

 

これ知ると、セルフコントロールに役に立ちます。

 

人の行動はなにを信じているかによって変わる

人は、何を信じているかによって行動が変わっていきます。

 

外側からの信号に反応しなければならないと思っている人

「電話がなったらすぐ出るのよ。絶対よ。」

「インターホン鳴ったら、出ないわけにはいかないでしょ。」

 

ある人たちは、自分は外側からの信号に反応しなければならないと信じています。

なので、嫌なことされたら怒るのは当たり前、不機嫌になったり、落ち込んだりするのは仕方がないと考えるわけですね。

 

つまりは、

「あの人のせいで、、、」

「こんな状況なんだから、もう私には無理なの。」

と、外側からくる信号に対して受け身で反応してしまうタイプです。

 

自分の行動のスイッチを押すのは、他人や周りの環境。

だから、人の態度によって当然のように怒り、不機嫌になり、落ち込みます。

まるで、それに対する手立てはなにもないし、自分では制御できるもんじゃないって言わんばかりに。

 

人は内側から動機づけられていると信じている人

一方で、人は内側から動機付けられているって信じている人は、嫌なことがあったとしても、それにどう反応するかは自分で選べると考えます。

 

このタイプの人たちは、人から何か言われたり、難しい状況があったとしても、そういった外側からの信号を自分自身の行動のスイッチとは考えません。

 

それ自体はただの情報

自分のことを怒らせることも、何か無理やり行動させることもできない。

それに対して怒るか怒らないか、行動を変えるか変えないかはは自分で決めることができるということを知っています。

 

コントロールできるのは自分だけ

私たちは、必ずこのどちらかの信条を持って生きています。

そしてこの信条が私たちの行動や選択に大きな影響を及ぼしているんですよね。

 

人がなにを言ったとしても、どんなことをしてきたとしても、私たちは自分の行動を自分で選択することができます。

一方、私たちがなにを言ったとても、どんなことをしても、他人は自分の思い通りにはなりません。

情報を与えることができたとしても、他人をコントロールすることはできないのです。

 

「コントロールできるのは自分だけ」

コントロールできないものを手放し、変えていくことができるものに集中することで、私たちは自分自身のハンドルをもっとうまく握れるはずです。

 

 

世の中をどう切り取るかで見え方は変わる

さて、人間って世界をそのまま見ているわけじゃないんですよね。

私たちはそれぞれ、現実からある一部分を自分というフィルターを通して、切り取って理解して生きています。

そしてそれは自分自身の興味関心といったものに強い影響を受けているんです。

 

関連記事:人が現実世界を捉える3つのフィルター

 

このことは私たちにとって非常に重要です。

つまり現実に対する見方を変えれば、現実そのものが変わったくらい私たちの感情には影響があるということだからです。

 

これ、自分は外側からの信号に反応して生きているって信じている人だと、見方を変えるという発想がなかなかできません。

見たそのままが現実だと思ってしまうからです。

 

一方、人は内側から動機づけられる。自分で物事を選択できる。っていうことを信じている人は、自分の見方もコントロールできると考えるので、見方を変えるというアイデアをより取り入れやすくなります。

 

私たちがなにに注目するかは、自分でコントロールすることができます。

 

悪いことばかりに注目していれば、世界は苦しく悪いもののように見えてきます。

一方、明るいことや気分を良くすることに注目することができれば、私たちの幸福度は上がっていきます。

 

悩みや恥ずかしさの前で立ち止まると起こること

恥ずかしさは、言わばカメラのズームレンズのようなものだといえます。ズーム・インして欠点だけを拡大し、自分のことしか見えなくします。

「ウエストのお肉がはみ出しているのは私だけ?」
「だらしなくて、うるさくて、世間体が悪い家族がいるのは私だけ?」
「私はどこかおかしいのね。一人ぼっちだわ。」

引用:ブレネー・ブラウン『「ネガティブな感情」の魔法』p.140

恥ずかしさというのは、自分の弱さや足りなさを決定的に見せつけます。

「自分だけ」「私のせいで」といった言葉で私たちに揺さぶりをかけてきます。

それは、自分の欠点を大きく見せる顕微鏡のようなもの。

 

もしこの時、ただ受け身な姿勢しか持ち合わせていないとなれば、気持ちがさらに沈んでいくことになるでしょう。

 

目の前にあるものをズーム・アウトして見てみる

逆にズーム・アウト機能を使えば、全く違う図が見えてきて、同じように悩んでいる人がたくさんいることに気づきます。自分は一人きりではないのです。

「えっ、あなたも? みんな同じですね。悩んでいるのは私だけかと思っていました!」

一歩下がって、全体像を見れば、自分は不十分だと思わせるメッセージや期待を現実的な目でチェックできるのです。

しかし、「自分だけ」とか、「私のせいで」という思いの中で、スネてしまうそうになる時、今起きていることも少し高い視点から見てみると、捉え方に変化が起こります。

 

起きていることは変わらなかったとしても、その状況に対する解釈を変えていくことができるんですよね。

 

「このことがただ悪いとは言えない。」

「同じように厳しい中にいたとしても、そこから立ち上がった人たちはいるんだから、自分にも何かできることがあるはず。」

というように、同じ事柄から別の意味や可能性を発見することができるようになります。

 

なにに注目するかをコントロールするスキルを身につけよう

大切なのは、何に注目するのか?ということをコントロールするスキルです。

 

物事の捉え方をコントロールできるようになると、怒りや恥を必要以上に感じることなく、過ごすことができるようになります。

これはただ問題を先延ばしにするという方法ではありません。

 

そもそも悩みや問題にばかりフォーカスして、ネガティブな感情に引っ張られてしまうと、人は無力感を覚え、解決策に気づくことができなくなってしまうんです。

しかし、別の視点から物事を見ることができるようになると、その状況の中で、自分ができることがなんであるか?を考えることができるようになります。

 

見方を変えるスキルは、感情をコントロールするだけではなく問題解決にも役に立つのです。

 

まとめ

あれ、怒らなくても良かったんだな。冷静に考えると、こういう見方もあったんだな。今度謝ろう。

だいき

自分は内側から動機づけられていると信じている人は、人の言動や、状況をただの情報として受け取ることができるってことですね。

そうすると、それにどう反応するかを受け身ではなく、能動的に選択することができるようになっていきます。

 

そして、なにに注目するかをコントロールするスキルを身につけると、私たちはもっと自分自身のハンドルをしっかりと握っていくことができるようになります。

 

コントロールできるもの、できないものをまずは分けてみる。

これだけで、結構変わって物事が見えてくるもんですね。

 

学んだことで生き方を変えよう!そして一歩を踏み出そう!

 

 

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