人の潜在能力を最大に引き出す「PQ=ポジティブ才能」を知ろう。

こんにちは。

選択理論心理学を勉強中のすずきだいきです。

 

ぼくは、選択理論という心理学を入り口に、色んな心理学に興味を持つようになりました。

実は心理学界隈で、最近圧倒的に注目を集めているのが”ポジティブ心理学”です。

 

「精神的な病とはなにが原因で起こるのか?」「その病からどうすれば回復できるのか?」といったことに注目していた心理学界の中で、「どうすれば人間はもっと幸せになれるのか?」ということをテーマにした心理学がポジティブ心理学です。(かなりザックリした説明ですが、、、)

 

実は、”ポジティブ心理学”とネーミングに、生理的に受けつけない「なにか」を感じていたのですが、実際、それについて記された本を読んでみると、今までの自分が認識していたポジティブとはだいぶ違うことが語られていて、ビックリしました。

今回読んだのはこの本です。

 

ここで語られてるポジティブ才能とは、「楽観的になれば、いいことが魔法のように起きていく」という意味ではありません。

現実に対するポジティブな認識、「自分には、いま目の前にある現実を変える力があると信じる能力」のことでした。

 

人は現実に対する認識が変わると、行動が変わります。

同じ状況に置かれても、ある人は「自分にやれることはない」と投げ出してしまうのに対して、ある人は「これなら効果が出るかもしれない」と自分ができることだけに集中して、状況を変えることができます。

 

人の潜在能力が、どれだけ現実の中で発揮されるのかが、その人のポジティブ才能で変わるのです。

ここでは、そんなポジティブ才能(PQ)について解説していきます。

 

人が見ている世界は、すでに解釈されている。

 人間の脳は毎秒1100万もの情報を環境から受け取っているが、処理できるのは毎秒40ビットにすぎない。つまりインプットされたもののごくわずかな一部を選択して処理し、対応する必要がある。残りの大部分の情報は捨てるか無視される。従って私たちの現実は「選択されたもの」である。何に注目するかによって、現実をどう認識しているかが決定される。

引用:ショーン・エイカー『成功が約束される選択の法則』p.23

同じ場所にいて同じことを見ていても、人によって捉え方や感じ方がまったく違うのは、人は受け取った情報を常に解釈して処理しているからです。

 

環境から受け取る情報に対して、人間の脳が処理できる量はわずかです。

そして、その情報がどのように人に処理されるのかは、その人の注目しているものに左右されます。

 

つまり、人は現実世界をありのまま、客観的には見ていません。

人が見ている現実はすべて、すでに脳内で解釈され選別されているものだといえます。

 

同じ現実の中で、ある人は無力感を覚えて、不平不満ばかりを述べるようになり、またある人は、自分にできる行動を見つけ出して、現実を変えていきます。

 

コップの横の水差しに気づけるか?

個人的には、「目の前にある事実を無理やり都合良く捉えて楽観的な気分になる人」というのがポジティブな人に対するイメージでした。

しかし、この本に書いてあるポジティブ才能は、それとはまったく違うものです。

 

ざっくりまとめると、

ポジティブ才能 = 自分はなにかを変えることができると、どんな場面でも信じる力

です。

 

「自分には変えることができるなにかがある」と信じていると、実際の場面でも現実を変えていくことができる行動に目が向くということなんです。

確かに、信じていることによって、世界の見え方は全然違いますよね。

 

考えてみると、極端な楽観主義も悲観主義も行動は似ているところがあります。

極端な楽観主義者は「どんなことが起こってもうまくいく」ですから、自分にできることには注目しません。

逆に、悲観主義者は、「自分にできることはないだろう」と思ってなにもしなくなります。

 

一方、ポジティブ才能のある人は「自分はなにかを変えることができる」と信じているので、いろんなことに諦めずに目を向けて、可能性が低くてもチャレンジしていったり、新しい選択肢に目を留めることができるんです。

 

「ポジティブ才能」というのは悲観的とか楽観的という問題とは別物で、コップの水が「半分しかない」とか「半分もある」といったこととも違う。実際には、「半分しかない」と「半分もある」という2つの解釈しか選択肢がないわけではない。

楽観主義者や悲観主義者は、目の前のコップの水をどう解釈するかばかりに気を取られて、その近くに第3の「これも新たな現実」があることに気づかない。コップの横に水差しが置かれていて、コップに水を注ぎ足すことができるという事実である。

「ポジティブ才能」はこの水差し、つまりもっと広い機会、可能性、成功への道があることに気がつく。

引用:ショーン・エイカー『成功が約束される選択の法則』p.37

うーん、これですね。

今までのポジティブっていうのは、ただの楽観主義者のイメージでした。

 

でも、ポジティブ才能っていうのは、現実を受け止めつつ、自分にできることを探して、より良い選択肢に気づくことができるセンスのようなものなんだなと。

 

確かに、そういう人の方が圧倒的に幸せだし、影響力を持つことできますよね。

 

「自分の行動には意味があり、違いを生み出すことができる」と信じる大切さ

「困難を乗り越えることができ、行動が意味を持ち、変化が可能な世界」に自分は生きていると信じる道を選んだ時にだけ、自分の中からやる気とエネルギーと、精神的・知的リソースを引き出して、その変化を現実のものにすることができる。

引用:ショーン・エイカー『成功が約束される選択の法則』p.6

うーん、納得です。

 

  • 困難を乗り越えることができる
  • 行動には意味がある
  • 変化は可能

これを信じていると信じていないとでは、手にするチャンスも、行動もまったく変わってきます。

 

だって、それによって、その人に認識されるものがまったく変わっちゃうってことですからね。

 

自分自身の中にあるものがもっと有効利用できるのに、それを土に埋めとくんじゃもったいないですよね。

もっともっとポジティブ才能欲しいって思っちゃいました。

 

まとめ

ポジティブシンキングではなく、ポジティブ才能(=PQ)。

怪しくないか?と思っていたポジティブ心理学をもっと学んでみたくなりました。

 

「自分にはできることがある」

「なにか変えることができる」

と信じて、コップの横にある水差しに気付ける生き方をしていきたいですね。

 

認識ひとつで世界が変わるって、ホントに面白いことです。

この本、よかったら読んでみてください!


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