人が現実世界を捉える3つのフィルター

こんにちは。

すずきだいきです。

 

だいき
ものの見方ってなんでこんなにも違うのかな?同じ世界を見ているはずなのに、、、

 

現実をありのまま、評価や解釈を加えないでフラットに見ることができる人はどこにもいません。

人が見ているのは、自分自身というフィルターを通して理解した現実世界を解釈したほんの一部分です。

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ここでは、人間が持っている3つのフィルター

  1. 感覚のシステム
  2. 知識のフィルター
  3. 価値のフィルター

について、解説していきます。

 

1、感覚のシステム

まず人は、「感覚のシステム」を通して現実世界を捉えます。

「感覚のシステム」とは、現実世界との接点となる「五感」のことを指します。

 

五感を通らない情報は知ることができない

  1. 視覚
  2. 聴覚
  3. 触覚
  4. 味覚
  5. 嗅覚

人はこの「五感」を通して情報を受け取らない限り、現実世界を認識することはできないんですよね。

 

もし、自分の隣の家で殺人事件が行われていたとしても、この五感に届く情報がなにもなければ、私たちはそれを知ることはできません。

しかし、「助けて!殺される!!」と叫んだ声が、私たちの耳に入れば、そのところで起こっている一部を認識することになります。

 

情報に接する頻度や回数によって認識は変わっていく

また、情報は接する頻度や回数によっても認識は変わります。

 

子どもが荒れているという状況に対して、母親が父親に対して説明するとしますね。

しかし、普段接している時間が多くない父親には危機意識があまり伝わりません。

 

そのうちに、また子どもが暴れる場面に遭遇した母親は、

「自分の子どもは怪獣だ。もうどうすればいいのかわからない。」

と思うようになりますが、父親は実際に見ていないので現状認識が進みません。

 

結果、お互いの認識のズレからフラストレーションがたまり、怒りが爆発するなんていうこともあります。

 

五感に入る情報はさらに選別される

ちなみに、人は「感覚のシステム」からの情報をすべて認識しているわけではありません。

実際には、「必要とするもの」「必要としないもの」が選別されて、内側に取り込まれます。

 

「このカステラには、はちみつがすごくたくさん入っているんだよ。」

と言われた時というのは、普段より余計にはちみつの味が口の中に残ったりします。

 

2、知識のフィルター

「五感」という「感覚のシステム」から入力された情報は、次に自分の脳内のデータベースにある知識とすり合わされて、それがなんであるか?ということを認識します。

これが「知識のフィルター」です。

 

知識がある情報は頭に残る。知識がない情報は通り過ぎていく。

今、あなたがこの文章を読んで理解することができるのは、日本語というものを知っていて、その言葉の意味を理解しているからです。

しかし、もしこれがラテン語の文章だとしたらどうでしょうか?

理解できる人はほとんどいないでしょう。

 

理解できないものをインプットするということはできません。

ラテン語の文章を読んでいるとすれば、それを覚えていることは私たちには難しいことでしょう。

 

知識がつなぎ合わされて、それがなんであるかが特定される

「知識のフィルター」は「感覚のシステム(=五感)」を通った情報を、私たちの記憶の中にある知識とすり合わせて特定するという役割を果たしています。

 

たとえば、感覚のフィルターが次の情報を教えてくれたとします。

  • 黒い
  • 液体
  • 苦い
  • 豆を挽いたものをフィルターで通すとできる

 

こんな情報が集められると、私たちは自分自身の知識とすり合わせて、コーヒーを思い浮かべます。

 

知識によって認識は変わる

私たちの認識は、この知識のフィルターを通った時点で違ったものになっています。

知識の量や、専門分野によって、頭の中に残る認識が変わっているからです。

 

3、価値のフィルター

「価値のフィルター」で情報が意味づけされる

「感覚のシステム(=五感)」と「知識のフィルター」を通り抜けた現実世界の情報は、次に「価値のフィルター」を通って意味づけされていきます。

 

意味づけとは

  • 美味しい
  • 楽しい
  • 嬉しい
  • 役に立つ
  • ワクワクする
  • 身体にいい
  • 不味い
  • つまらない
  • 悲しい
  • 役に立たない
  • 怖い
  • 健康に良くない

といった、評価や価値判断のことです。

 

自分を満たすものがつまっている記憶のアルバム(=上質世界)の中にあるものと比較がなされる

受け取った情報は「価値のフィルター」によって、「気分の良くなるもの」が記憶して保存してあるその人固有のアルバム(=上質世界)の中にあるものと瞬時に比較して判断されます。

関連記事:人それぞれ大切にしているものは違う。上質世界とはなにか?

 

「上質世界」とは、その人の基本的欲求を満たしてきた具体的な「人」や「モノ」「信条」が貼り付けられたアルバムのようなもの。

それは、その人固有の「これさえあれば幸せ!」といういうものがつまっているところです。

 

この「上質世界」の中にあるものに近づくというのが、人間の行動原則です。

なので、「価値のフィルター」では、その「上質世界」にあるものとの比較がなされ、それに必要と思えるものはインプットし、そうでないものは、ふるいにかけられて外されていきます。

 

意識の中には、自分自身が「価値あり」と認めたものしか残らない

私たちは、自分自身の中で価値があると認めた情報を優先的にインプットします。

たまたま乗った電車に小学生の集団がいたとします。彼らが熱心にオモチャの話をしても、興味がなければ、あなたは話の内容までは意識せず、もちろん覚えてもいないでしょう。

ところが、その中の一人が、「僕のお父さんは、◯◯って会社に行っているんだよ」と、あなたの会社の社名を口にしたとします。そうすると、その瞬間、あなたの耳にその小学生の言葉が飛び込んでくるでしょう。その言葉だけが急に鮮明に聞こえるはずです。

つまり、私たちは自分にとって価値がある(関心がある)情報だけを脳にインプットしているのです。

引用:真田茂人『32歳になったら上司と部下を使い倒すことを覚えなさい』p.61

自分と関係ない人の話って耳になかなか入らないもんですけど、その人が自分の知り合いの話をしていたり、自分の興味ある分野について話していると、聞き耳たてちゃったりしますよね。

 

「価値のフィルター」は、自分に興味関心がある情報には敏感に、そうでない情報には鈍感にする役割を担っているということです。

 

人によって価値があると認めているものは違う。だから見えている世界も違う

人それぞれ「価値のフィルター」は違います。

 

なにが好きなのか?嫌いなのか?

なにを良いと思うか?悪いと思うか?

 

親にとっては薬というのは、病気に効くいいものです。

しかし、苦いことしか知らない子どもにとっては、嬉しくないものかもしれません。

 

「自分は正しい」とか、「あいつは間違っている」と言う前に、まず、違うことに「価値」を持っている私たちは、それぞれが違う「現実」を認識しているということを知るところからはじめることが大切なのではないでしょうか。

 

3つのフィルターを通して私たちが知っている現実=知覚された世界

この「自分の中にある3つのフィルターを通して理解された現実」のことを、選択理論という心理学の中では「知覚された世界」と呼んでいます。

 

私たちは現実そのものをフラットな状態で見ることはできません。

私たちが現実として話しているのは、この「知覚された世界」のことなのです。

 

まとめ

だいき
人が見ている世界って現実そのものじゃないんだね。人それぞれ違う色のメガネをかけてるみたいなもんなのかな?

感覚→知識→価値。

私たちはこの3つのフィルターを通して、現実世界の情報をふるいにかけて選別し、意味付けして理解しています。

 

私たちが「現実」として話しているのは、「現実そのもの」ではなく、個々のフィルターを通して理解している「知覚された世界」であるってことなんですね。

 

このことを知ると、相手とのコミュニケーションには、相応の努力が必要であることがわかります。

誰しもが違う現実「知覚された世界」を知っているということを覚えておきましょう。

 

学んだことで生き方を変えよう。そして一歩を踏み出そう。

 

 

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