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【Smart Labo参加記録】「ネガティビティ」を哲学してみた。

 
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ウェルビーイング・ライフコーチとして、身体的・心理的・社会的に充実した生活を送るための心理教育とコーチングを行なっています。

●ウェルビーイング心理教育ナビゲーター
●TCS認定コーチ

こんにちは。

すずきだいきです。

 

ダメ!無理!やってけない。もう終わりだー。。。

だいき

 

もしかしてあなたはこんなこと思ってませんか?

  • ネガティブな感情にいつも押しつぶされそうになる。
  • ネガティブな自分はダメだと思う。
  • ネガティブなんてなくなればいい。

 

実は、ぼくもそう思っていたんですよね。

でも、ネガティビティというものを改めて問い直し、見直してみると、それってすごい価値があるってことに気づかされました。

 

ネガティビティとは?

消極的な心の状態、自己否定的な心の状態のこと。

参考:カウンセラーからのおすそわけ

 

今回は「賢さを哲学する」ための能動的学習の場『Smart Labo(スマラボ)』の参加記録です。

 

以前、バーバラ・フレドリクソンの『ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則』という本を読んだときにネガティビティについての記事を書きました。

合わせて読みたい

 

というのも、この『Smart Labo(スマラボ)』に予習をして行きたかったから。笑

 

この日のテーマは、なんと「ネガティビティを哲学する」というもの!!

こんなテーマで学習会を開いているところ、他にあるんでしょうか?

 

ということで、自分がそこで感じたことをシェアします。

いつも多くの気づきをあたえてくれる学習会なんですが、この日も気づきMAXでした。

 

ネガティビティにも価値がある

『Smart Labo(スマラボ)』ではいつも参加者が頭を一生懸命回転させながら、その日のテーマに対しての質問に答えていくというセッションから始まります。

この日は4つの質問に答えていきました。

 

  1. ネガティビティにはどのようなものがあるか?
  2. ネガティビティによって困ることはなにか?
  3. ネガティビティがまったくなくなったらどんなことが起こるだろうか?
  4. ネガティビティの利点を挙げるとすればなにか?

 

その結果、ネガティビティに対する理解がどんどん深まり、理解が転換されていきました。

 

「悪いもの」という見方が「ないと困るもの」へ。

「なくては困る」という見方が「これは活かしていくものなんだ」と。

 

今までの解釈やイメージを脇に置いて、まず問いをぶつけることで見えてくるものがありました。

このネガティビティにも価値があるということです。

 

ネガティビティがあるからこそ、人は適切に危機管理に目を向け、成長しようと学んでいきます。

この4つの質問に答えた頃には、頭の中のスイッチが切り替わって「ネガティビティがない人とは付き合いたくない!」と声をあげる人がいたくらいでした。

 

「価値を見つける」ことは、それを「認める」ことから始まる

この日与えられた気づきは、「認める」ということの大切さです。

なにか自分にとって都合が良くないと思うと、多くの人はそれを埋めようとして隠したり、見ないようにしたり、逃げようとしちゃうんですよね。

 

でも、それをすぐに「悪いもの」と定義づけるのではなく、まず「そこにあるもの」と見ていく時に、そこにある良い部分や、より良い向き合い方が見えてくるということです。

 

ネガティビティも、じっくりと置かれたままの状態で観察し、問いかけてみた時、新しい発見がありました。

 

弱い自分、傷ついている自分を認めてみる

なかなか弱い自分だったり、傷ついたりしている自分って認めらんないんですよね。

どうしても隠したくなったり、強がってみたりしたくなります。

 

でも、そのままを受け入れない方が、むしろ弱いんだなあということを教えられました。

弱さを押し込めていると、どこかに進もうとしても、重いなにかを引きずりながら進むということになります。

 

弱さがある自分、傷ついている自分を認める時、本当に意味で前に進む準備が整うのかもしれません。

 

弱さや傷を受け入れている人の方が強い

この日のゲスト講師は、19歳の時にパニック障害を発症し、今もパニック障害と共存しながら、思考や空間、心の片付けのお仕事をしておられる国分典子さん。

ご自身のライフストーリーを交えながら、ネガティビティとの向き合い方についてお話ししてくださいましたが、この方、只者じゃありませんでした。

 

家族紹介のくだりで、「 私、”パニ子”と30年近く暮らしてるんです。」というふうに話をしていた時には、頭の中がポカーンとなって、何言ってんのかわかりませんでしたが、自分のパニック障害に「パニ子」と名前をつけておられたとのことがわかってビックリ。

大変なことも色々とあったそうですが、周りの人のサポートを得ながら、「パニ子」さんと共存してこられたとのこと。

 

お話しを聞いていて思ったのは、この方は自分の弱さやパニック障害をしっかりと受け入れておられるんだなということでした。

僕の目には、幸せになるための一歩を踏み出しているすごく強い人としてうつりました。

 

弱さを隠すと脆くなります。

でも、安全な場所で自分の弱さを少しずつでも表に出していくことができれば、より良くその弱さを受け入れ、乗り越えていくことができるということなのかもしれません。

 

悪いと決め付けるのではなく、「ある」を前提にして見ることの大切さ

「悪い」を前提にすると思考が固まる。「そもそもあるものだ」ということを前提にすると思考が広がっていく

 

これは、ファシリテーターである渡邊義さんの言葉です。

深く頷かさせられました。

 

勝手に物事を解釈して固定化させていく時に、見えなくなることってありますよね。

「あいつは悪いやつだ」と思い続けていると、その人の良い面まで見えなくなってきます。

 

考えてみると、ネガティビティにも良い部分がたくさんありました。

それを調理して、味付けをして、変換していく時に、大きな効果があらわれます。

 

そもそも、ポジティビティとネガティビティというのは簡単に切り分けることができないこともわかりました。

「良い」「悪い」と二元論化して考えるのではなく、そこにある価値に目を向けるものでありたいなと思います。

 

なんだかワクワクしてきました。

そこにあるものの価値を発見し続けることができたら、どんな素敵なことだろうかと。

 

まとめ

ネガティビティがあるからこそ、自分も社会も機能していくんだね。悪者扱いして排除しちゃいけないってことか。

だいき

ということで、今回も圧倒的な学びがあった『Smart Labo(スマラボ)』

「また行きたい!」と思わせてもらいました。

もし機会があったら、ぜひ参加してみてください!

 

自分の解釈で考えを固定化させることなく、そこにあるままを見るように心がけると、今よりもっと新しい発見があるのではないでしょうか。

弱さを受け入れるカッコいい父親になっていきたい!!

 

学んだことで生き方を変えよう。そして一歩を踏み出そう。

 

 

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