自分を後回しにしていると、怒りが爆発する。自分をないがしろにしていては、いいコミュニケーションを築けない。
こんにちは。
ウェルビーイングライフコーチのすずきだいきです。^^
コミュニケーションって難しいですよね。
僕も今でも悩むし、失敗します。
でも、コミュニケーションにはどういう種類(タイプ)のものがあるのか?
ということを理解してからは、以前よりうまく関係性をハンドリングできるようになりました。
ここでは、コミュニケーションの3つのタイプと、その一つ、受身的なコミュニケーションの特徴についてお伝えします。
受身的なコミュニケーションをとっていると、不満が溜まってしまうんですよね。
そして溜まった不満は限界を超えると、爆発します。
にも関わらず、人が我慢を選択してしまうのって、いったいなぜなんでしょうか?
理由が理解できると、受身的なコミュニケーションを抜け出す鍵が見えてきますよ!
目次
コミュニケーションの3つのタイプ
コミュニケーションには、
- アグレッシブ(攻撃的)
- パッシブ(受身的)
- アサーティブ(自他尊重)
という3つのタイプがあります。
「アグレッシブ(攻撃的)」なコミュニケーションは、相手をいかにコントロールするかということを考えて、相手を尊重せずに自分の意見をぶつけていきます。
- 自分の思い通りになればそれでいい
- 相手の意見に対して聞く耳を持たない
- 問題点を並べ立てて、相手がどれだけ間違っているかを説得しようとする
特徴としてはこんな感じです。
一方で、「パッシブ(受身的)」なコミュニケーションは、自分をないがしろにして、相手の意見を受け入れてしまうという特徴を持っています。
- Yesマンになっている
- 相手と違う意見をぶつけることができない
- 自分の気持ちを押し殺すことで、場を治めようとする
つまり、他人からコントロールされてしまうという位置関係です。
「アサーティブ(自他尊重)」なコミュニケーションは、自分も相手も尊重しながら、率直に対等にお互いの意見を扱います。
- 「誠実」 自分にも相手にも嘘をつかないで正直である
- 「率直」 凛と立ってまっすぐに向き合う
- 「対等」 自分を卑下しない、相手を見下さない対等な目線
- 「自己責任」 相手も自分も責めることなく、言ったことにも言わなかったことにも責任を取ろうとする
お互いに歩み寄りながら調整することを大切にするコミュニケーションです。
関連記事:お互いを大切にする。アサーティブなコミュニーケーションを知ろう。
攻撃的なコミュニケーションが加害者で、受身的なコミュニケーションが被害者であるわけではない
世の中だと、アグレッシブなコミュニケーションが責め立てられて、パッシブなコミュケーションの人に配慮をするようにっていう論調が結構あるのですが、
実際は、アグレッシブなコミュニケーションとパッシブなコミュニケーションって裏表みたいな部分があるんですよね。
っていうのも、パッシブなコミュニケーションで不満を溜めていくと、人はいつしか我慢しきれなくなって、爆発してしまうから。
そういう時って、結局はどんな風に協力できるかって話はできなくなって、一方的に文句を言ったり、それこそ無理難題みたいなのを押し付けて去っていったりしてしまうこともあるみたいです。
受身的なコミュニケーションをとってしまう人の心の状態とは?
そんな結果が待ち受けているにも関わらず、なぜ人は受身的な態度をとってしまうんでしょうか?
受身的なコミュニケーションの理由1 自信がない
1つは、自信がないから。
自信がないと相手に意見ってなかなか伝えられないんですよね。
反論されたらどうしよう…とか、自分の意見なんて大したもんじゃない…とか。
そうすると、受け身的なコミュニケーションに終始してしまいます。
2、自分の意見がまとめられない
自分の意見がまとめられないなんていうのも原因の1つみたいです。
こうしたい、こうしたくないっていうのはあるんだけど、「うまく伝えられないからやめとこう」と。
でも、結局自分の意見を言えないことで、他人軸で振り回されちゃうと、つらくなっちゃうことには代わりありません。
3、過剰な配慮をしてしまっている
3つ目に思い浮かぶのは、過剰な配慮です。
自分のことは後回しにして、相手のいいように相手のいいようにと譲ってしまう。
よくあるのは、人に対する恐れです。
「怒られたくない」という感情が、自分のことを後回しにさせても、相手を優先させようとするんですよね。
結果、自分をないがしろにしても、だれかのために何かをするという選択を続けてしまいます。
自分も相手も大切にするために、まずすべきこととは?
つまり、
- 自分に自信が持てない
- 自分の考えをまとめられない
- 恐れに支配されている
このような状態では、なかなか自分も相手も大切にするコミュニケーションをとることは容易ではないということですね。
でも、逆に言えば、それを一つ一つクリアしていくことができれば、アサーティブな自他尊重のコミュニケーションを取りやすくなっていきます。
その一つとして、オススメなのが”自分とのコミュニケーション能力を高める”というもの。
自分とのコミュニケーション力が高まると、
- 自分に自信が持てるようになる
- 自分の感情を言語化できるようになる
- リスクも理解しながらチャレンジできるようになる
といった変化が得られます。
ということで、自分とのコミュニケーション力については、、、
長くなってしまったので、また別に記事をアップしますのでお待ちください。><
まとめ
我慢ってやっぱり限界があるよね。
すずきだいき
自分をないがしろにしたままで、人とのコミュニケーションを良い状態に保つことってできないんですよね。
だからこそ、自分が何を大切にしているのかを知り、それをちゃんと大切にしていきたいもんですね。
今日はここまで。
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※すずきだいきはTCS(トラストコーチングスクール)の認定コーチです。