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幸福学者が教える幸せの四つの要素がこれだ!長続きする幸せのために必要なもの。

 
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ウェルビーイング・ライフコーチとして、身体的・心理的・社会的に充実した生活を送るための心理教育とコーチングを行なっています。

●ウェルビーイング心理教育ナビゲーター
●TCS認定コーチ

こんにちは。

すずきだいきです。

 

幸せってなんなんだろう、、、

だいき

 

先日、慶應大学で開催された、「幸福学×経営学」というイベントに潜入してまいりました!

みなさんご存知ないかもしれませんが、この幸福学という分野、最近少しずつ注目されてきています。

 

幸福学の学者である前野隆司氏の講演から、幸福の四因子というものをシェアします。

 

幸せの四因子

前野氏は、幸せの心的要因に関するアンケートを1500人の日本人に実施しました。

それを分析して導き出された「幸せの因子」が以下の四つです。

 

  1. やってみよう!因子(自己実現と成長)
  2. ありがとう!因子(つながりと感謝)
  3. なんとかなる!因子(前向きと楽観)
  4. あなたらしく!因子(独立と自分らしさ)

 

この4つが揃った人が「幸せ!」といえる人なんだとか。

 

そもそも幸せは

  • 地位材(モノ、金、地位)
  • 非地位材(安全、健康、心)

の影響を受けます。

 

地位材というのは短期的な幸せをもたらしてはくれますが、長期的には非地位材の方がはるかに幸せに対する影響が大きいんだそうです。

関連記事:物よりも経験にお金を使うほうが幸せになれる8つの理由

 

というのも、私たちはしばらくする地位材には慣れていきます。

加えて、比較しやすいものなので、上を見上げると幸福度は落ちていくという結果になるわけなんですよね。

 

「幸せの四因子」は、幸せを長続きさせる非地位材の中の「心」にフォーカスを合わせて分析したものです

 

1、やってみよう!因子(自己実現と成長)

「やってみよう!」というエネルギーにあふれていたら幸せですよね。

自分のできることに注目して、それを伸ばし、夢や目標に向かって走っていく!っていう感じですかね。

 

この逆は「やる気がない」という状態です。

 

そうではなく「本当にやりたいことをやっている!!」っていうふうになれていたら最高ですね。

 

2、ありがとう!因子(つながりと感謝)

他の3つの因子が基本的に個人的なものであるのに対して、この「ありがとう!因子」だけは、社会的な因子であるといえます。

そういえば「ありがとう!」っていう言葉って、誰かとの繋がりや出会い、関わりの中で使われる言葉ですもんね。

 

誰かのために何かをしたり、相手を信頼して一歩踏み出したり、尊敬し合う関係を築いていくと、この「ありがとう!」の要素が増えていくはずです。

 

逆に、「自分には関係ない」とか、「感謝しない」っていう態度は、この「ありがとう!」の値を下げてしまいます。

 

このありがとう因子を最高のかたちは「あらゆるものごとへの感謝と貢献」なんだそうです。

なんでも人のために走ってて、それでいて感謝している人って本当にエネルギッシュだし、幸せそうですよね。

 

3、なんとかなる!因子(前向きと楽観)

ポジティブな気持ちって大事です。

「なんとかなる!」って思っているとチャレンジ回数は増えますし、「自分には変えることができるなにかがある」と信じていると、実際の場面でも現実を変えていくことができる行動に目が向くんですよ。

 

もしも、「なんともならない」という思いに支配されているとしたらどうでしょうか?

そんな状態だと、同じ現実があったとしても、そこに落ちている可能性まで見逃してしまうんですよね。

 

では、「なんでもなんとかなるという想い」でいられたらどうでしょうか?

どんなことがあったとしても、柔軟に物事を受け止め、前へ進むことができるんでしょう。

関連記事:人の潜在能力を最大に引き出す「PQ=ポジティブ才能」を知ろう。

 

4、あなたらしく!因子(独立と自分らしさ)

誰とも比べず、「自分らしくいられる」って幸せなことですよね。

 

もし、人に本当の自分を見せられずに隠してばかりいるのだとしたら、それはとても苦しい状態です。

比較することで得られる安心感があったとしても、それは決して幸福を生み出すとはいえません。

なぜなら、そこには比較することで抱く劣等感もセットだからです。

 

多様な社会の中で、それぞれが自分の良さを認めて発揮することができるためには、「本当に人の目を気にせず、ブレない」ってことが大切なんですよね。

 

これが4つ揃った人が幸せな人

前野氏は、「この4つが揃った人が幸せである」と語られてました。

確かにどれかが欠けていると、不満足な気持ちになってしまうでしょう。

 

自分の力が発揮され、人との関わりの中で喜び合えて、自分らしく前へ進んでいく。

そんな生き方だったら幸せですよね。

 

幸せとはお花畑ではない

幸せっていうと、なんかお花畑みたいなところで

「ラララン、ロロロン、ランロンロン♪」って踊っているようなイメージを持っている人もいるかもしれません。

 

でも、そうじゃないんだっていうんですよ。

 

前野氏は、「自分を磨き、ワクワクし、多様な仲間とともに、前向きに自分らしく自己実現している人が幸せな人」なんだっておっしゃってました。

 

セレブが、40代で仕事を引退して、クルーズに乗って、海の上で毎日豪華な食事を食べているのを見ても、私たちがどこかで、「ああはなりたくないな」と思うのには、この幸せっていう要素がどこか足りないように感じるからかもしれません。

 

一方で、マザー・テレサみたいな人が、自分を粉にして働いていても、なんだか羨ましく思えるのは、この4つの因子を満たして、一生懸命今を喜びながら生きているからなのではないでしょうか。

 

まとめ

生きてることも幸せ、自分でいることも幸せ、できることがあることも幸せ、みんながいることも幸せ

だいき

  • やってみよう!因子(自己実現と成長)
  • ありがとう!因子(つながりと感謝)
  • なんとかなる!因子(前向きと楽観)
  • あなたらしく!因子(独立と自分らしさ)

 

これが幸せの四因子です。

これ、幸せになろうと思った人は手に入れることができます。

 

ぜひ、あなたもどうぞ!

 

学んだことで生き方を変えよう。そして一歩を踏み出そう。

 

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