あなたはどれ?4つの子育てスタイルから、自分の今を確認しよう。
こんにちは。
子育てサポーターのすずきだいきです。
親って色んなタイプがいるよね。みんなどんな子育てしてんのかな?
だいき
親のタイプ、子育てのタイプによって、子どもの社会行動って変わっていくんだそうです。
ここでは、「科学的に絶対いい!」子育てを、心理学や脳科学、教育学にのっとって解説したこの本から、子育ての4つのスタイルについてお伝えします。
これを読むと、
- あなたがどのスタイルをとっているか?
- そのスタイルが子供にどんな影響を及ぼしていくか?
ということがわかります。
1、独裁・支配型の親
- 厳しくて、温かみがない。
- 厳格なルールを持ち、説明なしに命令に従うことを子どもに期待する。
- 子どもは概して行儀が良いが、「自制心」という極めて重要なスキルの発達が遅れる。
- また、善悪の判断基準が、内在する規範ではなく処罰の脅威という外部からの制圧によるため、道徳の判断力が劣る。
子どもの前に君臨する親っていますよね。
なんか問題が起きた時だけ怒って、あとは知らんぷりみたいな昭和の親父を想像する人も多いかもしれませんが、それだけじゃないんでしょう。
「ちゃんとしつけなきゃ」
「ちゃんと怒らなきゃ」
「お行儀よくさせなきゃ」
ぼくはこういう親が冷たいだけだとは思いません。
だって、それは自分の子どもをちゃんと育てたいという愛情のあらわれでもあるから。
根本にある考えは「この子は正しいことを知らない。だから教えてあげなきゃならない。子どもは従わせなきゃならない」っていうやつです。
だから、飴と鞭を使い分けながら子どもをコントロールしようとします。
でも、結局そうなると、子どもの方は自律へと向かっては行きません。
「これはいいの?ダメなの?どっち?」って感じで、常に親の顔色を伺うようになってしまうこともあります。
最近、行儀よくしているように見えて、裏ではLINEでめちゃめちゃイジメをする小学生っていうのがいるらしいですが、大抵こんな親もとで育っているんじゃないかと。
「これはダメだから!」という考えをいつも上から押し付けられて、どのように善悪を判断するのかということを、自分で考える機会を持たないでいると、道徳的な判断力ってむしろ身についていかないんですよ。
子どもをコントロールしようとすると、子どもは「人のことはコントロールできる」と認識するようになります。
親が子どもに仕掛けて行くかけひきは、その子が他者に対して行なうかけひきのレベルをどんどん引き上げていくことにもなるのです。
独裁・支配型の親の元で育つ子どもは、
- 自分で考えられなくなる
- 誰かに「これは正解か」と聞かなければ行動できなくなる
- 表では従順な様子でいても、裏で暴れる
- 他者を、力で強制したり、コントロールするようになる
- 主体的な行動が弱くなる
といった特徴を持つ場合が多くなります。
2、民主型の親
- 厳しくて温かい。
- 関わりを持ち、反応が良く、高い期待をする。意識的に独立心と自己主張を育む。
- ルールをつくるときは子どもを話し合いの輪に入れ、ルールを破ったらどうなるかを明示する。
- 罰するのではなく教えることでしつけをする。
もし、人を殺してもいいというルールがある場所があったとしたら、私たちはそこで自由を感じることができるでしょうか?
自由というのは、他の人の権利や責任を大切にすることとセットでもたらされるんですよね。
選択理論心理学を提唱したウィリアム・グラッサー博士は、「他人の欲求充足の邪魔をしないで、自分の欲求を満たすこと」を責任の概念として説明しました。
ルールをつくる時には、子どもを話し合いの場に入れるっていうのが印象的なところ。
お互いの納得を共有することで、自分でそのルールを守ろうという意識が高まります。
最初からお互いが納得していれば、その時の気分でルールに対する対応が左右されることもなくなります。
なにより、ルールを破った際の決め事があれば、自分のしたことの論理的な結果を経験することもできるはず
“民主的な親”は、子どもを尊敬すべき家族の一員として、家族の秩序と規律を決めていきます。
だからこそ、対立して「お前が悪い!」と子どもを責めるのではなく、「この問題をどう考える必要があるか?」というスタンスに立ちます。
3、消極・受け身型の親
- 温かいが厳しくない。
- 子煩悩で親子の会話が多いが、甘やかす。対立を避けたがり、規律を嫌がるので、親のルールを施行しない。
- 子どもは自己評価が高いが衝動的で、ドラッグやアルコール依存症になりやすく、学校でトラブルに巻き込まれやすい。
なんでも応えちゃう系の親がこのタイプです。
“支配・独裁型の親”のもとで育ったという人が、親になると振り子が振れてこっちにきちゃうって場合があるみたいです。
残念ながら、子育てっていうのは、逆をやれば上手くいくわけではないっていうのが現実です。
このタイプの親は、「人は自分をコントロールできる。自由があれば、体験から学んでいく」と考えています。
これ一理あるんですが、親が子どもにコントロールされ続けていると、人を自分勝手にコントロールしていいと考えることにもなるということを注意しなければなりません。
現実では、「まったく子どもになにも言いません。好きにさせています。」っていうほど受け身型を極めている人は少ないでしょう。
でも、「こうしなさい!」「それはダメよ!」「こうしたほうがいいんじゃない?」という言葉をかけても、結局は言いっ放し、最後には子どもの言いなりになってしまうという場面が、私たちの子育ての中にあるのかもしれません。
そうなると、最後は親は子どもにコントロールされていくことになります。
実は、コントロールするという支配・独裁型と、コントロールされるという消極・受け身型というのは裏表の関係にあり、そこで育った子どもというのは、同じように他者を強いコントロールで押さえつけようとします。
支配・独裁型の親のもとで育つと、「その共同体の中で力を持てば、自分は人をコントロールすることができる」という考えを持つようになるんですよね。
良い悪いということを越えて、その場所での権力に目を向け、状況を動かすことを選ぶようになります。
また、消極・受け身型の親のもとで育った子どもは、「人はコントロールできるし、自分勝手にコントロールしていい」と学んでいるのと同じだからです。
強く言ったり、ゴネれば自分の思い通りになるという経験をすると、人はまたそれを手に取るようになります。
子どもが自分で向き合わなければならない問題を、親が自分を犠牲にしながら解決していると、やがては親の精神にも、子どもの行動にも歪みが出てきてしまうことになるんですね。
だから、親は子どもの要求にすべて応えるのではなく、できないことを「できない」、やりたくないことを「やりたくない」と伝える必要もあるということです。
実は、この”消極・受け身型”の親元で育つと、子どもは帰属意識や協力の気持ちというのが弱くなるんだそうです。
みんなで一緒に楽しくするということを目指さずに、自分が楽しくなればそれでいいという生き方の結果です。
子どもは不安を抱えて生きることになります。
4、無関心な親
- 厳しくも温かくもない。
- 子どもに最低限のものは与えるが、それ以外は関わらない。こういった親に育てられた子どもは非行に走りやすい。
リーダーシップというのは種類によって良い影響も悪い影響も及ぼすことになりますが、子育てにおいてはなにもないのが一番よくない結果になると感じています。
このタイプの親は食べ物を与えたり、必要に答えているようで、その子のことに究極的には関心がありません。
つまりは愛情不足。
このような親のもとに育った子どもは、自己価値を感じて生きることは難しくなるでしょう。
まとめ
どんな子育てをするかで、子どもには大きな影響があるんだね。
だいき
でも、分類から見えてくることってありますよね。
子どもの言葉をちゃんと対等に受け取る親になりたいなあと思いますが、これって力で押し込まないので労力や忍耐力も必要なんですよね。
振り返ってみると、自分も親や色んな人に失敗を受け止められてここまで来たんだから、自分もそうなれたらなと。
学んだことで生き方を変えよう。そして一歩を踏み出そう。
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