コーチングセッションで取り扱う代表的な3つの質問
こんにちは。
ウェルビーイングライフコーチのすずきだいきです。
コーチングと聞いても、いったいなんのことやら良くわからないという方に、
ここではコーチングで良く使われる代表的な3つの質問についてお分かちします。
コーチングでしていることを究極的にシンプルにまとめると、
「今この時間、なにについて話したいですか?」(テーマ設定) 「結局、それがどうなればいいですか?」(願望の深掘り) 「なにから始めるのが良さそうですか?」(アクションプランの計画)
という3つの質問にいきつきます。
もちろんこれだけをしていればいいという簡単なものではないのですが、、、笑
ここでは、この3つの質問について解説していきます。
質問① 「この時間、何について話したいですか?」
私たちは様々な課題を抱えていて、それをよりよく変えていきたいという多くの願望があります。
しかし、
そのため、コーチングの時間には、願望を具体的に考えることで、
- その願望が自分の人生にどのような影響があるのか?
- その願望が達成された先にどのような未来が待っているのか?
- その願望を先送りにして現状維持すると、どんなことが待ち受けているのか?
といったことを、脳内でリアルに体験していきます。
そのためのプロセスに入るために、コーチは、
という質問を投げかけることによって、クライアントに「その日のセッションで話したいテーマ」を
もし、コーチ自身が一方的に、「では、このテーマについて話しましょう」と決定してしまうと、クライアントの主体性を奪ってしまうことにもなりかねません。
あなたにとって、自分の課題や成し遂げたい未来に向かって、今メンテナンスが必要なテーマはどのようなものでしょうか?
「この領域での自分をもっと成長させたい」
「この部分を改善したい」
といった思いを、
という質問が有効です。
思うに、自分の課題が何であるかを正確に把握できている人というのは、それほど多くないのかもしれません。
ある人は、自分自身の楽しく頑張っているポジティブな領域で、もっと成果を出していくために、そのテーマを選ぶかもしれません。
ある人は、今これが自分の課題だと感じているネガティブなことについて、話したいと思うかもしれません。
どちらにせよ、その領域をより良くしていくため会話がそこからはじまっていきます。
質問②「結局、あなたの望みはどうなることですか?」
①で、その日のセッションで話すテーマを具体的に絞っていきます。
たとえば、
- 人間関係について
(夫婦、親子、職場、友人、近隣、親類、、、) - 経済について
(収入、支出、働き方、昇進、独立、、、) - 目標達成について
(成績、受験、売り上げ、ダイエット、なんらかの行動目標、、、)
といった領域についてなにかを選択するということです。
二番目にすること。
それが
ここでは、
ということを
もしかすると、ゴールについての話しをする中で、自分の理想の未来像がリアルになり、それをイメージの中で体験し、モチベーションが高まることがあるかもしれません。
ワクワクして、何か行動せずにはいられない感じになる人もいるはず。
何か壁にぶつかってしまっても、諦めるのではなく、他に何ができるのか? そのためにすべき自分の努力や選択が、頭の中に浮き上がってくるようになります。
もしもコーチングの中でそのような感覚を体験できるとすれば、それはとても幸せなことです。
質問に答える中で、自分がどこに行きたいのか明確にしていきます。
自分の望みが何か? ということを自分の言葉を紡いでいく中に現れる感情を受け止めることによって、実際にそのゴールイメージを脳内で体験していくのです。
そして、目的地にある風景や匂い、そこにいるとどのような感情が湧いて来るのかを体験する時に、私たちはそのところに向かって、自然と自分のエネルギーを注いでいきたいと感じるようになるのです。
一方、この質問に取り組むと、理想と現実のギャップに落ち込んでしまうような人も一定数いるようです。
多くの場合、理想の状態というのは簡単に手に入るものではないことがほとんどです。
そのため、理想の状態を思い浮かべると、フラストレーションに襲われてしまう人も少なく知りません。
「自分にはできないのではないか、、、」
「そうなりたいと思う気持ちはあるけど、実際には、、、」
「だって、、、」
自信のなさは願望にあらわれます。
本当に「成し遂げたい未来」を宣言するというよりも、「ここまでならまあ、いけるんだろうか?」という水準の理想を語ることもあるかもしれません。
でも、それもまた”悪い”ことだとは簡単に言えません。
というのも、それがその時点におけるその人の現実であるから。
質問③「なにから始めるのが良さそうですか?」
②の質問で、理想の状態をイメージし具体化していくことができたら、実際に何から始めたら良さそうなのかを尋ねていきます。
②のゴールを決めることができれば、それだけで動き出せる人もいます。
しかし、実際に
よいコーチングの時間が持てていれば、この質問に答えたあなたは、
「なにをすればいいのかわからない」
「自分がなにを求めているかがわからない」
という状態の人が、
という状態に変化しているから。
しなければならないto doリストに追われるのではなく、
ちなみに、ここで決めているのは、ゴールに向かって進む最短の道筋の正解ではありません。
それがベストなアンサーなのかは、やってみなければわからないのです。
あるいは、どのような姿勢で取り組むかにも影響されることでしょう。
コーチングは基本的には、on going(継続的に関わる)によってゴールへ最短へ向かうコミュニケーションです。
それは単発ではなく、継続的な目標設定と振り返りを通しておこなわれます。
コーチングをしてスッキリしたとしても、次のコーチングまでの間で、アクションプランの計画をまるで実行できずにいることもあるかもしれません。
そこに人の現実があり、学びがあるのです。
まとめ
シンプルな質問だけど、すごく役に立ちそう!
だいき
コーチングセッションで取り扱う代表的な3つの質問について解説してみました。
質問などある方は、LINE@でメッセージお待ちしています。^^
では、今日はここまで。
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